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開発体制・役割分担

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T1.顔集中度判定システム

顔画像から以下2種類の集中度を推論する機械学習モデルを作成

(1) 瞬きの代表的な特徴量の1つであるPERCLOS
(2) 顔表情の特徴点としてランドマーク、アクションユニット

総合的に集中度を3レベルに判定
3レベル:集中・普通・非集中

T2.症状の階級分け・テーラーメイドシステム

・クラウド空間に2種類の仮想VMを実現

・デバイスデータを顔集中度と連携させ、そのデータの信憑性を紐づけ

・フレイルアンケートにより個人のフレイル状態を把握

結果として個人のフレイル状態、推奨デバイスを表示

【表示例】
🔹アンケート結果
 フレイルの可能性があるため、下記のデバイスの使用をおすすめします。
🔹おすすめのフレイル予防方法
 身体的フレイルの可能性があるため、歩行支援デバイスおよびメタバースを用いたフレイル予防をおすすめします。

T3.予防・見守りシステム

・顔認証で個人を識別

・顔データをマスターキーとした健康管理情報をデータベース化
  登録データは、健康管理情報として、
  ●固有データ(顔データ、氏名など)
  ●フレイルアンケート結果
  ●トレーニング結果【仮想書道、メタバース等】

・顔認証の認証率は99%以上

T4.メタバースによる歩行支援システム

複数ルートの移動、香り・サウンドの出力、足踏みセンサとの連動を実現

T5.遠隔検査・リハビリシステム

二つの触覚デバイスを用いた遠隔書道システムへのサービス品質(QoS)制御の実装と評価を実施

ネットワーク遅延100ms程度でMOS3.5以上を達成

T6.手指デバイス


R6末目標 達成評価
AII-in-one Wakka 総重量100g以下 98g(1次)済
97g(2次)済
Touch Wakka 10個試作
力提示400g以下
10個試作済
最大500g済
Smell Wakka 香り提示6種 6種類済
Smart iWakka 5台試作 5台試作済
脳トレプログラム 完成 完成
実証評価 30名以上 139名(11機関)

健常高齢者の認知機能の改善を確認。脳卒中片麻痺/発達障害/精神疾患にて実証評価。記者会見後、72の新聞社等掲載。

T7.歩行支援デバイス

マイルストーンの達成状況(R6末目標)
歩行中脈拍計測精度±2.0 bpm 完了
歩行能力の3段階の分類(T2関連)
完了:フレイル < 1.0 m/s
   転倒リスク保有 < 1.16 m/s
   健常 > 1.16 m/s
トレーニングのテーラーメード化:完了
歩行中の脈拍数から算出した運動強度を用いて、有酸素運動に適した負荷を デバイスが個人に合わせて自動的に調節